ポーラが開発したシワ改善の薬用化粧品「リンクルショット メディカル セラム」
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 化粧品メーカー「ポーラ」は1日、シワの改善効果がある初の薬用化粧品「リンクルショット メディカル セラム」を発売した。これまで美白効果のある薬用化粧品はあったが、シワの改善効果で厚生労働省の承認を受けたのは初めて。同社では2017年に100億円の売り上げを目指している。

 「リンクルショット」は、シワの部分に、白血球の一種が出す「好中球エラスターゼ」が集まっていることを発見。「好中球エラスターゼ」は、けがなどで壊れた皮膚やコラーゲンなどを分解するもので、表情の変化などでシワができる部分が傷ついていると認識して「好中球エラスターゼ」が集まり、皮膚やコラーゲンを異常に分解し、シワになることを突き止め、この物質を抑制することでシワを改善する四つのアミノ酸誘導体を合成した成分「ニールワン」を開発し、昨年の同成分を含んだ「リンクルショット」の薬用化粧品の承認を受けた。

 「リンクルショット」の開発には15年かかったといい、同社の山口裕絵・商品企画部長は「その分自信を持って提供できるものとなった。3カ月以上の使用で7割がシワを改善した。予防にも効果があり、若い女性にも訴えていきたい」と自信を見せている。