日本政策投資銀行と日本不動産研究所のグリーンビルディング認証を受けた「(仮称)丸ノ内1丁目プロジェクト」のイメージ
写真を拡大

 日本政策投資銀行(DBJ)は、環境や社会に配慮した不動産(グリーンビルディング)の認証制度「DBJ Green Building認証」を広めようと日本不動産研究所(JREI)と同認証の共同運営を始めたと発表した。共同運営となって初めての物件として、日本生命保険が開発するビル「(仮称)丸ノ内1丁目プロジェクト」(東京都千代田区)を認証した。

 同認証は、DBJが環境や社会に配慮した不動産を支援するために2011年4月に創設。これまで取引先を対象に約150件を認証しているが、より一層の普及と評価システムの精度向上を目指し、JREIと共同運営することになった。

 今回認証された「(仮称)丸ノ内1丁目プロジェクト」は、LED照明や太陽光発電、電力消費量の削減を目的としたエネルギー管理システム「BEMS」などの導入により、優れた環境性能を実現している点や制振構造の採用、非常用電源設備の充実によってビルの防災やテナントのBCP(事業継続計画)に配慮した建築スペックを実現している点が高く評価された。

 現在、同認証の対象となっているのはオフィスビルや物流施設のみだが、来年度中には対象となる商業施設ができる予定だといい、同社の担当者は「環境や防災をはじめ、人と人とが交わるコミュニティースペースとして、環境に配慮した後押しをできるような認証制度になればいい」と話している。