カーボン・ニュートラル認証モデル事業発表会の模様
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 引っ越し業界で初めて環境省の「カーボン・ニュートラル認証モデル事業」に採択されたSGムービング(京都市南区)がこのほど東京国際フォーラム(東京千代田区)で開催された「カーボン・マーケットEXPO 2014」で事業内容を発表した。

 カーボン・ニュートラルは、事業者の事業活動等から排出される温室効果ガス排出量の全部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)する取り組み。同モデル事業はカーボン・ニュートラルを目指す事業者を支援するもので、SGムービングは、2013年12月に採択され、2015年中の認証取得を目指し、14年4月から15年3月までを計画期間として、カーボン・ニュートラルの取り組みを実施する。

 具体的には、荷物の集配や積み降ろしの際にエンジンを停止させるエコドライブ運転や天然ガス自動車の導入、引っ越し資材に環境に配慮した資材を使用するなど温室効果ガスの削減努力をした上で、引っ越しトラックの燃料使用と営業所の電気使用から算出される温室効果ガス約500トンを東日本大震災被災地の森づくりなどで発行されたオフセット・クレジット(J-VER)を調達することで、オフセットする。

 今回の取り組みについて、同社の別所規至執行役員は「被災地産のJ-VERを調達することで、少しでも東日本大震災の復興支援につながれば」と話している。