CO2排出量ゼロを可能にした京都銀行の東長岡支店
写真を拡大

 京都銀行はこのほど、大和ハウス工業と三菱電機の協力のもと、CO2(二酸化炭素)の排出量ゼロを可能にした環境配慮型店舗として東長岡支店を京都府長岡京市にグランドオープンした。同行では、これまでも環境にやさしい店舗づくりを進めてきたが、CO2の排出量ゼロを実現したのは同店舗が初めて。

 同店舗は、自然光や散水による蒸散効果、微風でも自然に開閉する特殊な換気扇など自然の力を生かし、照明や空調の必要電力量を最大限に抑制する仕組みを導入。また、少ないエネルギーで効率よく空調することが可能な全熱交換器などの空調設備やLED照明、出入り口へのエアカーテンの設置など省エネ設備を導入することで、CO2排出量を従来比約39%削減する。

 また、残りの約61%相当のCO2排出量を太陽光発電で賄うため、太陽光発電パネルを店舗の屋上や南側の壁面、駐車場上屋など、これまでにない大規模な設置を行い、年間消費量相当の電力の発電を行う。ほかにも営業車両に電気自動車を導入し、同店舗の太陽光発電機で充電することで車両からのCO2排出量もゼロにし、周囲を緑化することでヒートアイランド現象を抑制する仕組みなども取り入れている。

 同行の担当者は、「地域の自然を守って持続的な発展をしていくというのは企業としての使命であると考え、積極的にやっている」と話し「こうした環境に配慮した店舗の設置によって地域の人にも同じように環境保全に対する思いが広がっていけば」とコメントしている。