特別セッション「Jリーグvs地球温暖化」に登場した「コンサドーレ札幌」の野々村芳和社長(右)と「セレッソ大阪」の森島寛晃さん
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 コンサドーレ札幌の野々村芳和社長とセレッソ大阪のアンバサダーを務めている森島寛晃さんが、このほど東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行われた「カーボン・マーケットEXPO 2014」の特別セッション「Jリーグvs地球温暖化」に登場し、温暖化や最近のサッカーのプレー環境についてトークを繰り広げた。

 カーボン・オフセットは、CO2などの温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない量の全部または一部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)する考え方で、欧米諸国を中心に広まり、日本でも民間企業での取り組みが活発になりつつある。カーボン・マーケットEXPO 2014は、温室効果ガスの排出権の創出事業者とカーボン・オフセットに取り組む事業者とのマッチングを目的としたイベントで、今回で3回目。

 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は「Jリーグ百年構想」を理念に掲げ、各クラブがスタジアムの内外で持続可能な環境活動を実施している。セレッソ大阪は、2012年からパートナーカンパニーの大阪ガスやヤンマーの協力を得て「CO2ゼロチャレンジ」を実施し、ホームで行う試合で排出されるCO2を、高効率ガスシステムを導入してCO2を削減した大阪府内の企業から排出権(クレジット)を購入することでオフセットしており、「第3回カーボン・オフセット大賞」経済産業大臣賞を受賞している。

 野々村社長は最近の子供たちを取り巻くサッカーのプレー環境について「(温暖化で)暑くなっている。子供たちの体力も落ちていて、昔とはプレーする環境が違う」と指摘。森島さんも「プレーする上で環境はとても大事。それを意識しながら夢にむかってほしい」と力説した。