「みんなの遊び場プロジェクト」の記者発表会見
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 東日本大震災で被災した福島県相馬市に、子供たちのための屋内型の遊び場を建設することを目的にした共同プロジェクト「みんなの遊び場プロジェクト」が5日、発足し、Tポイント・ジャパンやヤフー、同市などのプロジェクトメンバーが東京都内で会見を開いた。登壇したTポイント・ジャパンの北村和彦取締役は「相馬市とともに我々がリーダーシップを発揮して展開し、相馬市に笑顔が戻り、子供たちが集うような場ができるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 同プロジェクトは、Tポイント・ジャパンが2011年から行っている東日本大震災の被災地支援プロジェクト「Tカード提示で被災地の子どもたちに笑顔を。」の一環として、同市に子供たちの屋内型の遊び場を建設する取り組みをさらに拡大させる目的で実施。Tポイント・ジャパンやヤフー、同市のほか、カルチュア・コンビニエンス・クラブのエンタテインメント事業本部、建築家の伊東豊雄さん、デザイン会社「クライン ダイサム アーキテクツ」をプロジェクトメンバーに、それぞれが有する知見、技術力などを生かし、屋内型の遊び場建設を支援していく。

 具体的には、Tポイント・ジャパンが展開しているTカードを使った「Tポイント募金」や、ヤフーの「ヤフオク!」および「Yahoo!ショッピング」で対象商品を購入すると募金ができる「みんなのチャリティー募金」「Yahoo!ネット募金」などの募金活動で建設費用を捻出し、伊東さんと「クライン ダイサム アーキテクツ」社が施設の設計を担当。施設は1軒で広さは50坪前後、建設費用は3000万円を予定し、来年2月末の完成を目指す。

 発表会には、同プロジェクトの応援サポーターに就任したモデルの土屋アンナさんとサッカー元日本代表の中山雅史さんも出席。土屋さんは「(被災地の)子供たちが思いっきり自然の中で遊びたいというのができない現状を、人の手によって作ることは素晴らしいこと。多くの人が待ち望んでいると思うので、これがもっと広がって、いろんな人が思いっきり笑える世の中になってほしい」と話し、中山さんも「子供が元気じゃないと、国やその地域は元気にならない。そういう上でこういうプロジェクトは重要で、施設を作ることで笑顔あふれる場所になっていければ」と語っていた。

 発表会には、ヤフーの川邊健太郎副社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブの能登康之執行役員、伊東さん、「クライン ダイサム アーキテクツ」のアストリッド・クラインさん、マーク・ダイサムさんも出席。立谷秀清・相馬市長もVTRでメッセージを寄せた。(毎日新聞デジタル)